昼休み、私は屋上へと続く階段の踊り場に連れてこられた。
もちろん、
あの3人組にだ。
「なに?」
と聞くと、3人はクスクス笑い始めた。
無意識に眉間にしわを寄せて、様子を伺っていると、
「私たちね、人を殺してみたいってずーっと思ってたの。」クスクス
え?
「へぇ?犯罪だよ?」
「ふふふ、私たちまだ、13なの。
犯罪を起こしても、まだ少しは大丈夫でしょ?
だからね、14になる前に優子をここから突き飛ばそうと思ってたのよ、ここは人もあんまり来ないし。
だけど、転校しちゃって残るは望愛あなただけでしょ?」
は?
「言ってる意味がわからない。」
「だからね、階段から突き落とすのは死なないかもしれないでしょ?
ならさ、屋上から落とそうと思って。」
と、あははははと笑い始める3人。
「頭おかしいんじゃないの?」
思わず低い声が出た。
だけど、3人はそんな私の態度が気に入らなかったのか私の胸ぐらを掴みあげて壁に叩きつけた
「、っぐはっ。」
首がしまって苦しい。


