いつものように、優子のところに放課後向かっていると、違和感を覚えた。

ん?あんなところに空き地なんてあったっけ?

優子の家の近くだな。

そして、優子の家の前に着くと唖然とした。

この間まであった優子の家が

綺麗さっぱり無くなっていた。

呆然としてると、隣の家のドアが開いて、

驚いてその方を見ると、

金髪のベリーショートのツーブロの綺麗な髪。

鋭い切れ長の目。

そして、薄くて、きれいな形の唇に、
すっと通った鼻筋。

真っ白な肌に、それに似合わない、黒い学ラン、私の学校の制服を、おしゃれに着崩していて、

思わず目が奪われた。