涙が止まらなかった。 「うっ、あっ、あぁあぁあっ。」 嗚咽、酷く痛む頭 俺じゃない誰かが何かを言ってる。 だけどそんなのもわからなくて、 ただ、ただ脳裏にあいつの笑顔が、泣き顔が掴んで離さない。 首元のネックレスを握りしめて泣きわめいた。