Your Smile ~君との未来~



「なぁ、愛希。」

「んだよ。」

「その態度、俺の前ではしていいけどよ
莉奈の前では、そんな態度すんじゃねぇぞ。
莉奈悲しむからさ、」

そう言いながら、参考書を拾い上げた親父は棚の方に足を進める。

莉奈、母さんを呼ぶ声色は優しくて、本当に愛してんだなってわかる。