Your Smile ~君との未来~



ゆっくりとその方に足を向けたと同時に

ドアからノック音がした。

「愛希、」

親父の声。

「なに。」

「入るぞ」

「あぁ。」

ガチャっと開いたドア。

床に散乱した参考書を見つけると親父は顔を歪めた。