Your Smile ~君との未来~



黙ってその車に乗り込んだ。

「愛希?」

「ごめん、今は、そっとしといて」

親父が心配そうな顔をしてるけど、俺はただ窓から見える景色を呆然と眺めていた。





『世界で一番あの人を愛してる』



ズボンの布に雫が落ちた。