二宮くんは、ぐったりとしていて、こめかみを押さえ込んでいた。 どうしよう。 レモンティーを二宮くんに出して、 そのまま寝かせた。 「二宮くん、お母さんには、連絡入れとくから、休んでて。」 「ほんと、悪いな。」 「ううん。気にしないで。 晩御飯食べてって?」 「さんきゅ。」 「うん。」