「望愛、俺からケーキだ。」

と蓮さんがほい、と有名なケーキ屋さんの箱を私に手渡した。

「え?!あ、ありがとうございます!」

甘いのが大好きな私は頬が緩みまくり。

「もうっ!蓮のバカ!
これは私から!」

と、莉奈さんは蓮さんの腕を叩きながら

私に紙袋を差し出してきた。

私が好きなブランドのだ。

中を開けると、

黒の白で文字が書かれた可愛いニット帽と

ピンクと白の可愛いニット帽が、入っていた。

私はもっと頬が緩んだのがわかった。