リビングに入ると、 母さんのアルバムを見つめてる姿。 「母さん?」 俺の声に反応した母さんは、急いでアルバムを隠した。 なんでだ? 「あ、愛希。 よかった、帰って、来てくれて、よかったぁっ。」 涙をポロポロこぼす母さん。 母さんの優しい言葉に俺はとうとう涙があふれた。 初めてだった。 あの日から初めて俺は泣いた。 そんな俺を母さんは、俺より低い身長を背伸びをして抱きしめてくれた。 久しぶりの母さんの温もりに包まれた俺は 余計涙があふれた。