家に着いてすぐに玄関で泣き崩れた。 「アァッ。、愛希くんっ。 ごめんねっ、ごめんなさい。ヒック。」 こんな辛いことあるだろうか。 泣きすぎたせいなのか、白血病のせいなのか、 動悸がして、苦しくなってきた。 「うっ、はぁっ、はぁっ。」 ふらふらする頭。 私は、その場に倒れこんだ。 「望愛!」「おねえちゃん!」