少し歩いて桜公園が見えてきた。 雲行きがだんだんと怪しくなっていく。 公園には、制服姿の愛希くん。 私はゆっくりと目を閉じて、 自分の演技力を信じて公園に一歩足を踏み入れた。 無表情で 愛希くんのところまで歩みを進めた。