Your Smile ~君との未来~



そして、

手を握られた私はつい
嬉しくなって、思わず笑顔になってそのまま歩き出しだ。

「…っふ。単純。」

うん…

今の言葉は聞こえなかった事にしよう。

そのまま、少し歩くとすぐに愛希くんの家に着いた。


玄関が開けられて、
「お邪魔します。」

と恐る恐る入ると、

「「「望愛ちゃぁぁぁぁぁあーーーーん!」」」

3人の声に、思わず嬉しくなった私は

飛びついてくる3人をよろめきながらも頑張って受け止めた。