「望愛、すげぇ愛してる。」 照れながらも俺の胸に顔を埋める最愛のやつに素直に伝えた。 だけど、返答はなし。 聞こえてくるものといえば、 スースー聞こえる、かわいい寝息。 「望愛?」 俺の胸に顔を埋めてる望愛に、声をかけるが 返答は、ない。 嘘だろ? 少し離れて、顔を覗き込めば 幸せそうに眠ってる望愛。 思わず緩む頬を抑えきれなくて、 俺は無防備に眠る望愛の額にキスを落としてから ぎゅっと抱きしめて、 眠りについた。