髪を拭いていると、 いきなり腕を掴まれて、ベッドに押し倒された。 「…え?」 思わず目を見開いて、 上を見ると、 愛希くんが私の上に覆い被さっていた。 「あい、きくん?」 「…髪乾かしてやる。」 「え?あ、ありがとう。」 腕を引かれて、 ドライアーを手渡すと、愛希くんは、 嬉しそうに髪を乾かし始めてくれた。