え?なんかダメだった? 「お前バカだろ。」 「え?」 「まさかそんなに長く付き合っていたとはね〜。」 とニヤニヤ。 え、あ、 私は思わず赤くなった顔を覆って俯いた。 やばいかなり恥ずかしい。 愛希くんはそれを見て苦笑いして、 「じゃあ、行ってくる。」 そう言って私の腕を引いて、 家を出た。