愛希くんの家に着くと、
私は莉奈さんと凛ちゃんにがっちり両脇を固められて、
リビングへ連行された。
「望愛ちゃんっ!」
「はい!」
「今日、愛希とお泊まり会って、やっぱりそういうことするの?」
ニヤニヤしてる莉奈さんと凛ちゃん。
でも、
そういうこと?
首をかしげながら、
「どういうことですか?」
と聞くと、余計ニヤニヤし始めた。
え、なになに。怖いよ。
「エッチよ!エッチ!」
「……はぁあ?!」
椅子から転げ落ちた私。
お尻打った。
「え、望愛ちゃん?!
大丈夫?!」
「あ、はい、大丈夫です。」


