「望愛〜!!」 さっちゃんの声に支度を終わらせた私は肩にカバンをかけて振り向く。 「早く、クレープ食べに行こうよー!!」 「あ、まってー!今いくー! 愛希くんまた明日! 大好き!」 「ん。」 愛希くんに挨拶してからさっちゃんの方に走って向かった。 今日はクレープを買いに行くのを口実で、 愛希くんの遅めの誕生日プレゼントを下見に行く。