いちごミルクが嬉しすぎて、 エレナ先輩のことを忘れていた。 るんるん気分で愛希くんにありがとう、と言ったら、 頭を優しく撫でてくれた。 へへへ。 「ねぇ。」 エレナ先輩の声にはっとして、 「ん?」 ときくと、 「ずっと思ってたんだけど、 二人って付き合ってるの?」 え? エレナ先輩知らなかったの?