エレナ先輩は顔を歪めていて、 だけどそんなのも御構い無しに 私の頭を撫でて、 「唇噛み締めんな。」 と、私の唇を優しく撫でてくれで。 恥ずかしくて、だけど嬉しくて、 笑って、頷いた。 「望愛、 いちごミルク買ってきた。」 「え?本当に?! やったぁ!」