「望愛ちゃん!」 可愛い声が聞こえてきた。 「ん?」 「あのね!エレナね!望愛ちゃんのこと大好きだよ!」 「ふふふ、ありがとう、エレナ先輩」 「どーいたしまして。」 と、少しばかり派手な化粧が施された顔に、キラキラの爪 香水の匂いが少し強いけど、 本当にいい子なんだよ? なのに、さっちゃんは良い顔をしない。