Ri.Night Ⅳ



声がした方へ振り向くと、視線の先は倉庫の出入口で。


そこにはさっきと変わらず獅鷹メンバーが立っていた。



「……っ、勇介くん?」


「凛音ちゃん!!」



その声と共に姿を現したのはボロボロの勇介くん。

驚きのあまり思わず立ち上がる。



「凛音さん!」

「凛音ちゃん!!」



「……千暁くん、冬吾くん?」



勇介くんの後ろから現れたのは、千暁くんと冬吾くん。



「凛音ちゃん、勝ったよ!」


「凛音さん!」



現れたのは三人だけじゃなかった。


その後ろから獅鷹メンバーを掻き分け、次々と姿を現す鳳皇のメンバー達。



「凛音ちゃん!」


見知った人達があたしの名前を呼びながら倉庫内へと入ってくる。



「みんな……」


皆、ボロボロだった。


出て行った時とは違い、髪は乱れ、服は汚れている。


顔には血。

所々痣もあった。


今にも倒れそうなその姿に泣きそうになる。



きっと、喋るのも動くのもツラい筈なのに。


「凛音ちゃん!!」


それなのにあたしの名前を呼んでくれるなんて。