Ri.Night Ⅳ


あたしが鳳皇に戻る前、ドンキ・〇ーテで十夜と遥香さんに逢った。


その時、遊大は遥香さんの想いを感じ取ったんだ。


あれから二人の関係がどうなったのかは知らない。


遊大も言いに来ないし、あたしも聞かない。


というよりは聞けない。

安易に触れてはいけないような気がしたから。


けど、今の二人を見ていると上手くはいっていないみたいだった。


あたしも遊大に何かしてあげたい。

でも、こればっかりはどうする事も出来ない。


だって、遥香さんの好きな人は十夜だから。

あたしが口を挟めばきっとややこしくなる。

だから何も出来ない。









「凛音ちゃぁーん!俺何も出来なくてごめんねぇぇぇぇ」

「ら、雷さん、あたしは大丈夫でしたから。雷さんこそ殴られた所大丈夫ですか!?」


貴兄達が帰った後、突如姿を現した雷さんに思いっきりタックルされた。


いつも思うけど、雷さんのスキンシップは激しい。

今も絡み付く腕が半端無くて潰されそうだ。


「さっき触ったら後頭部たんこぶ出来てた。アイツ等今度会ったらぜってぇシバく!!」


「ら、雷さん落ち着いて!あたしもたんこぶお揃いだから!」


それがどうした、と自分でツッコミそうになったけど、今はそれどころじゃない。苦しすぎる。