結局、慧くんの一言で陽は嵐ちゃんから解放され、無事帰れる事になった。
壱さんを離さなかったフーコは無理矢理時人くんに引き剥がされ、今も尚大暴れしている。
フーコ、離れたくないその気持ちよく分かるよ。
「じゃあ凛音、またな」
「メールしろよ?」
「するする。皆またね!」
まだ拗ねている優音に何度も頷いて嵐ちゃん達に手を振る。
ワゴン車の一番後ろに乗るあたしと十夜は先に車に乗り込んで、その後前列に彼方と陽が乗り込んだ。
運転席には壱さん。助手席は煌。
薄黒色のスモークでハッキリ見えていないだろうけど、見送ってくれる獅鷹メンバー達に力一杯手を振った。
「凛音」
「ん?」
名残惜しげに窓の外を見つめていると、不意に呼びかけてきた陽。
振り向くと、陽は座席に両腕を乗せていて、何故かニコニコと嬉しそうに笑っている。
「凛音、俺、凛音と一緒に帰れて嬉しい」
「……陽」
無邪気に。まるでやんちゃなガキんちょみたいに満面の笑みで笑う陽。
その笑顔は格別に可愛いくて。
あぁ、癒されるなぁと思った。
壱さんを離さなかったフーコは無理矢理時人くんに引き剥がされ、今も尚大暴れしている。
フーコ、離れたくないその気持ちよく分かるよ。
「じゃあ凛音、またな」
「メールしろよ?」
「するする。皆またね!」
まだ拗ねている優音に何度も頷いて嵐ちゃん達に手を振る。
ワゴン車の一番後ろに乗るあたしと十夜は先に車に乗り込んで、その後前列に彼方と陽が乗り込んだ。
運転席には壱さん。助手席は煌。
薄黒色のスモークでハッキリ見えていないだろうけど、見送ってくれる獅鷹メンバー達に力一杯手を振った。
「凛音」
「ん?」
名残惜しげに窓の外を見つめていると、不意に呼びかけてきた陽。
振り向くと、陽は座席に両腕を乗せていて、何故かニコニコと嬉しそうに笑っている。
「凛音、俺、凛音と一緒に帰れて嬉しい」
「……陽」
無邪気に。まるでやんちゃなガキんちょみたいに満面の笑みで笑う陽。
その笑顔は格別に可愛いくて。
あぁ、癒されるなぁと思った。


