「晴れて纏まった事だし、今後の為に連絡先でも交換しとくか」
「あぁ、そうだな。ってかお前等俺等の名前知ってんの?」
煌の一言に頷いた嵐が携帯を取り出しながら鳳皇メンバーにそう問い掛ける。
「富士山!」
その問い掛けに悪びれもなくニパッと満面の笑みで応えたのは陽。
ハイっと右手を上げるその姿が何とも可愛らしい。
「オイ、チビ!俺は富士山じゃねぇ、嵐様だっつーの!」
「っぎゃー!ゴメンってば!冗談じゃんか!」
勢い良く立ち上がった嵐が睨みを利かせながら陽に迫っていく。
「彼方!壱!笑ってないで助けろって!」
馬鹿正直な陽に最早二人は笑うしかなく、「頑張れー」とただエールを送るだけ。
「馬鹿力ー!死ぬー!」
ソファーをグルグルと回った後、あっけなく野獣に捕獲されたお猿は筋肉の餌食となり、早くも瀕死状態。
「お猿前から可愛いと思ってたんだよなー。なぁ、俺のペットにならねぇ?」
「な、ならねぇーよ!ってか潰れるー!」
筋肉に押し潰されながらも必死に抜け出そうとする陽。
それを見た時人が「仲良しさんだね~」と微笑ましげに笑う。
「いや、仲良しと言うよりも──」
「ゆう!!優ー!!優音ーー!!」
「な、何だ!?」


