Ri.Night Ⅳ


「晴れて纏まった事だし、今後の為に連絡先でも交換しとくか」


「あぁ、そうだな。ってかお前等俺等の名前知ってんの?」


煌の一言に頷いた嵐が携帯を取り出しながら鳳皇メンバーにそう問い掛ける。


「富士山!」


その問い掛けに悪びれもなくニパッと満面の笑みで応えたのは陽。


ハイっと右手を上げるその姿が何とも可愛らしい。


「オイ、チビ!俺は富士山じゃねぇ、嵐様だっつーの!」


「っぎゃー!ゴメンってば!冗談じゃんか!」


勢い良く立ち上がった嵐が睨みを利かせながら陽に迫っていく。


「彼方!壱!笑ってないで助けろって!」


馬鹿正直な陽に最早二人は笑うしかなく、「頑張れー」とただエールを送るだけ。


「馬鹿力ー!死ぬー!」


ソファーをグルグルと回った後、あっけなく野獣に捕獲されたお猿は筋肉の餌食となり、早くも瀕死状態。


「お猿前から可愛いと思ってたんだよなー。なぁ、俺のペットにならねぇ?」


「な、ならねぇーよ!ってか潰れるー!」


筋肉に押し潰されながらも必死に抜け出そうとする陽。


それを見た時人が「仲良しさんだね~」と微笑ましげに笑う。


「いや、仲良しと言うよりも──」


「ゆう!!優ー!!優音ーー!!」


「な、何だ!?」