Ri.Night Ⅳ



「……っ、陽」


ううん、もう一つあった。


自分の想いを一番簡単に表せる言葉。



「大好きだよ」


「凛音……」


「陽は、あたしの親友だからね。ずっとずっと親友だからっ!」


「……っ、うん。うん……俺も親友だと思ってるっ……!」



陽の腕は今までで一番温かかった。


あたしはもう、この腕を離したりはしない。


陽から離さない限り、あたしからは絶対離さない。


ずっと親友でいたいから。


ずっとずっと、お爺ちゃんとお婆ちゃんになっても手を繋いでいたいから。




「りっちゃぁぁぁん!!」



皆と、ずっと笑っていたいから。



「りっちゃん、やっと触れた~」


「ちょ……!苦しい!」


「彼方、離せ……!」


抱き締め合っているあたし達を更に上から抱き締めてくる彼方。


お陰であたしと陽はギュウギュウに潰されて息苦しい。



「彼方、分かったから取り敢えず二人を離してあげよう」


た、助かった……。


壱さんの計らいで無事彼方の腕から脱出できたあたしと陽。


……と思ったら。


「りっちゃん!逢いたかったよー!俺もうりっちゃん禁断症状出てたんだぜー!」


「ゥグッ……!」


またもや彼方に抱き締められた。


登頂部をグリグリグリグリと頬擦りされ、抱き締められる力は半端なく強い。