Ri.Night Ⅳ


「遊大!!」


「おわっ!……ちょ、お前、いいのかよ!?」


飛び付いたあたしを見て、慌てて引き離そうとする遊大。


けど、あたしは離れなかった。



「いいの。今はいい」



ギュッと力一杯抱き締めて、感謝の気持ちを伝える。



「遊大、ありがとう。ありがとう……っ!」



遊大が皆を説得してくれたお陰で、十夜と一緒に居られる。鳳皇の皆と一緒に居られる。



「ありがとうっ……!」



本当に、ありがとう。





幸せだと思った。

こんなにも自分の事を考えてくれる人達がいてもの凄く幸せだと思った。


鳳皇に出逢う前はあたしの一番近くに居た人達。


仲間であり、兄弟だった。


それは鳳皇と出逢った今でもそう思っている。


あたしにとって皆は、かけがえのない存在。