落日の楽園(エデン)

 一週間に、たった二、三時間の邂逅のために、他の何十時間という膨大な時間を、拭いようのない罪の意識と、後悔にさいなまされてもかまわなかった。

 介弥と居たい。

 洗面台に手をつき、蛇口をひねった舞は細く流れていく水を見ていた。

 遠くへ行きたい。

 何処か遠く―

 誰も私たちを知らないところ。

 誰になんて罵られようとも、もう前の私になんて戻れない……!