ルルー工房の月曜の午後




よくわからないけれど。


強面で見た目は怖いけれど、きっと優しいひとだ。


セヴランの前でベルをかまってくれた。

ベルのために歓迎会を開いてくれようとしている。

そもそも出会ったときだって、ベルを助けてくれたのだ。


だからきっと、優しいひと。


リュカやジルと同じ、優しいひとなのだろうと思う。



けれどなぜだろう。


リュカやジルとは違って、エドガーのことを思い浮かべるとき、胸の内に浮かぶエドガーの姿は決まって後ろ姿だ。


リュカの明るい笑顔や、ジルの不機嫌そうな顔は、すぐに思い浮かべられるのに。


エドガーは、いつも背中だ。


心の中のエドガーは、いつだって背を向けている。



そのことかなぜか、寂しいときがある。



よく、わからない。

だから、もっと知りたいと思う。



「追いつきたい」



小さく言葉にしてみると、胸の内が熱くなった。


追いつきたい。

隣に並びたい。

強く、そう思う。


そして天井画が完成に近づくにつれ、その強烈な憧れはますます強くなっていく。