誘ってるとしか思えない一花の行動。
ちょっとでも深いキスになると、すぐに泣きそうな顔になる。
余裕なくなるっつーの……。
でもな………。
「やっぱ、やーめた」
「えっ…?」
「すげー眠たくなってきたから寝る。お前も早く寝ろよ〜」
「…うん…。寝ます…」
一花の手、震えてた。
こんな事で信頼失うのは嫌だ。
つーか、俺がバカだったよな……。
部屋の電気を消して、俺にくっつく一花に布団を掛けた。
「あたしも紫音のお部屋で寝て良いの?」
「部屋行ったってどーせ泣いて寝ないだろ?だったら、俺の側にいろ」
「紫音って優しいのか意地悪なのか分かんない…」
「好きなヤツはイジメたくなるかな」
「ふふっ…大好きっ」
絡められた指先が熱い。
俺のベッドに一花が警戒心全く無い顔で眠ってる。
今は俺が支えてやんなきゃな。
一花の笑顔は俺が守る。

