ただ、授業が始まる途端にいつもの紫音に逆戻り。
朝のHRが終わった直後。
「イチゴ。俺、腹いてぇからトイレ…」
「嘘つき‼︎そうやって数学教科室にサボリに行くんでしょ‼︎」
「数学教科室じゃねーしー。なんなら、お前も行く?」
「えっ⁉︎で、でも……」
「今日、大輝もいねぇし暇だから着いて来いよ」
あたしの腕を掴み、席を立った。
強引過ぎます〜‼︎
紫音に連れて来られるがまま来た無人の保健室。
「昼寝する」
「まだ朝だよ…」
「じゃあ、どーせ2人きりだし俺とイイコトする?」
「紫音のバカー‼︎何言ってるの⁉︎」
「ははっ‼︎チビ一花にはまだ刺激強過ぎたか〜」
ケラケラ笑いながら、あたしの頭をくしゃっと撫でる。
紫音に翻弄されまくりだよ〜……。
「とりあえず、隣寝ろ。チビ」
「へぇっ⁉︎」
「興奮すんなって。期待してる様なことしねーから」
男女が同じベッドで………
捕食されるぅ〜⁉︎

