俺様には甘いイチゴを。




【一花side】



最近街で目に付くメンズの服屋さんの大きなポスター。


だって、モデルさんが紫音に似てるんだもん‼︎


カッコイイ〜………。


見惚れちゃうこともしばしば。



そんな寒さ健在な3学期の学校。


「一花。早くしねぇと置いてくぞ〜」

「ふぇっ⁉︎まっ、待ってよぉ〜‼︎」


あたしの少し前を歩く金髪の彼の背中を追い掛ける。


細身なのに実はしっかりした身体も。


ちょっと傷んだ金髪も………


全部、大好きです。



「うわっ…やっぱ寒いな…」

「冬だからねー。でも今日はいつもより気温高いらしいですっ」

「無理。家デートに変更しね?それか、ホテル」

「…バカ紫音‼︎」


なんと本日、あの紫音が放課後デートをしてくれました‼︎


つっけんどんな優しさに、胸がきゅーってなる……。


「バカ呼ばわりすんなバカ」

「悪口はダメですー‼︎」

「うっせチビ。つーか、寒いから手繋ぐ…」


少し強引に繋がれた手と手。


嬉しいのに、ドキドキし過ぎて苦しいです……。