俺様には甘いイチゴを。




4時間目の英語の授業。


せっかく頑張って出た授業が、よりによって苦手な英語ぉ〜………。


最悪ですっ‼︎



「では、問3を訳して下さい」


授業中でもザワザワとうるさい教室。


真面目に勉強してるのはあたしと、紫音と席替えした松浦君だけでしょう…。


「…チビイチゴ。訳間違ってる」

「へっ⁉︎ちゃんと辞書で調べたもん‼︎」

「じゃあ、なんで主語と名詞ゴチャゴチャなんだよ。バーカ」

「…っ‼︎紫音だって分かんないクセに〜‼︎」

「貸せ、アホイチゴ」


ピンクのシャープペンとワークを紫音の机に置いた。


すると、問3含むそれ以外の問題もスラスラ………。


紫音って天才⁉︎


「ほら、出来た」

「間違ってたらダメなんだからね‼︎」

「生意気言う様になったじゃん」


先生が黒板に書く解答。


す、すごいよ…‼︎


全部合ってる〜‼︎


「さっきの威勢はどこいった?一花チャン」

「こ、降参ですっ……」


ニヤッと勝ち誇った顔で、あたしを見下ろす。


カッコイイけど悔しい〜‼︎