俺様には甘いイチゴを。




見惚れちゃいそう……。


そんな時、金髪の彼の胸にぐさっと刺さる一言。


「俺、そんなチビに興味ねぇ」



バカにされたぁぁぁ⁉︎


確かに、背低いけども…‼︎


「うっ、うるさいです‼︎生活点検しますよ‼︎」

「あははっ‼︎紫音怒られてんじゃーん」

「うっせぇ、バカ‼︎」

「はいはい。まずは、氷山君からですね」

「はーいっ‼︎」



もちろん、2人とも髪は染めてるし制服は乱れてるし………


チェック付きまくりです…。


「次に、持ち物検査しますね〜。カバンの中見せて下さい」


氷山君のカバンを見て驚愕。


「あっ、あの…これは…」

「あぁ‼︎ゴム‼︎一花ちゃんには刺激強過ぎた?…この後2人でどう?」

「へぇっ⁉︎」

「俺、けっこーうまいよ?」


スルッと腰に腕を回され、引き寄せられる。


どうしよう……怖いっ…‼︎


ぎゅっと目を瞑り俯いた瞬間、すぐに腕が離れた。



「くだらねぇ。帰るぞ、大輝」


氷山君の腕をぐっと掴んでる龍崎君。


助けてくれたの…?


実は優しい人なのかな……。