そして、あたしと茉夏が座る席におじいちゃんが来た。
ここまで、あたしを育て上げてくれた大好きなおじいちゃん…。
「一花。ツライことがあっても、紫音を信じて進みなさい」
「はい…。おじいちゃん、今までずっとありがとう」
「あー、もう良いわい‼︎酒じゃ‼︎酒飲んで来る‼︎」
小走りでスタスタと奥に行ってしまった。
おじいちゃんなりの照れ隠し。
お父さんとお母さんはいないけど、寂しいと感じたことはなかったよ?
本当に感謝してもし切れないや……。
「茉夏ちゃん、一花ちゃん‼︎写真撮ろうぜ〜‼︎」
「今行くー。行こ、一花」
「うん‼︎このメンバーで写真撮るの卒業式以来だね‼︎」
「紫音にサプライズしたやつね。懐かしいわ」
楽しい時は、いつも紫音、茉夏、大輝君が側にいた。
もちろん、これからもずっとそう。
「じゃあ、紫音と一花ちゃんが真ん中ね‼︎…コラ、茉夏ちゃんは端‼︎」
「えー…あたしも一花の隣が良い」
「新郎俺だぞ、おい」
4人全員、笑顔の写真。
思い出ごと全部、大切にするね。

