俺様には甘いイチゴを。




眩しい程の太陽が真っ青な空で輝く、暑い夏日の本日。


あたしの誕生日。


真っ白なウエディングドレスに身を包み、キラキラと輝くティアラが髪に乗せららた。


自分じゃ出来ない様な華やかなメイク。


お姫様に近付けた気分だ……。



––––––––コンコン


控えめなノック音に「はーい」と大きく返事をしてみる。


「俺。入っても良いか?」

「ふふっ、どーぞ‼︎」


少し緊張した紫音の声が、ちょっと可笑しくて‼︎


ドアを開けた鏡越しに、白のタキシード姿の紫音と目が合う。


スタイル良いから、バッチリ着こなしてるよ……。


「なんか、すげーな…。めちゃくちゃ似合ってる。可愛い」

「ありがとう‼︎紫音もすごくカッコイイ‼︎」

「ははっ‼︎今更なのに照れる。緊張するし…」

「うん。あたしも‼︎でも…きっと、忘れられない思い出になるよ」

「あぁ。そうだな」


2人で笑い合った。



キレイな海の見える教会で、海外ウエディング。


紫音は夢を現実にしてくれた。