俺様には甘いイチゴを。




封筒を開けてみると、中にはピンク色のチケットが2枚。


英字の文字を読み込むと、これは杏子さんの会社関係のパーティーらしい。


参加する会社名の中に、父さんの会社の名前もあった。


俺、すげーの貰ったじゃん⁉︎



パーティー開始時刻は夜7時。


早めに仕事を切り上げて、夕方には一花が待つ家に帰った。



「おかえりなさい‼︎失敗して潰れたホットケーキ食べるー?」

「食わねーよ‼︎それより、今すぐ出掛ける‼︎」

「ふぇっ⁉︎なっ、何言ってるの⁉︎」

「うちの会社の社長から、クリスマスパーティーのチケット貰った」

「すごい‼︎行きたいです‼︎」


目を輝かせる一花を連れて街に出た。


せめてもの俺からのプレゼントとして、ドレスと靴をプレゼントした。


膝丈の淡いピンクのドレス。



「紫音のスーツ姿カッコイイ‼︎似合ってます‼︎」

「お前も可愛い」

「照れちゃう……」


パーティーより、家に連れて帰りたいんですけど。