俺様には甘いイチゴを。




文書作成を終えて帰宅したら、夜中の12時なんてとっくに過ぎてて。


なのに、部屋の明かりは着いてた。


「ただいま。一花、お前まだ起きてたのかー?」


ソファーを覗くと、縮こまってスヤスヤ眠る姿。


頑張って待っててくれたんだよな?


健気だ………。


そうゆうとこ、すげー好き…。



眠る一花を抱き上げて、そっとベッドに寝かせてやる。


「…おやすみ。ありがとな」


頭撫でて、額にキスしてやったり。


俺もすぐにシャワーを浴びて、一花が作り置きしてくれたメシを食って布団に入った。


この寝顔ずっと見てられる……。




朝、目覚まし代わりに聞こえるのは柔らかく心地良い声。


少し冷たい手が俺の頬を撫でる。


「紫音〜。朝ですよ〜…。起きて下さい…」

「ん。いつものないと起きねぇ」

「わがままですね……」


目を閉じたままでいると、重なる唇。


照れた表情がまた可愛い…。


「おはよ、一花」

「えへへっ‼︎おはよう‼︎朝ご飯出来てるよ‼︎」


一花に差し出された手を握って起き上がる。


今日も朝から幸せだ。