それから夕方になってお邪魔した紫音が1人暮らし中のアパート。
夕日がキレイに差し込み、部屋はオレンジ色に染まる。
「これでも俺なりに片付けたつもり、です…」
「生活感無いのに、洗濯物そのままですね…」
「忙しくて時間ねーんだよ‼︎家なんて寝るだけだし」
「じゃあ、あたしがお片付け手伝っても良いかな?」
そっぽ向いて頷く可愛くない反応。
だけど、紫音らしいです‼︎
ソファーに置きっ放しの洗濯物をたたみ、バスルームにある洋服達は洗濯機へ。
キッチンの回りの食器も少し片付けた。
「うわ、すげー片付いたじゃん。さすが、俺の奥さん」
「えへへ‼︎花嫁修業も頑張ったんだよ?」
「それなら今晩、一花の作ったメシ食いたい。ほぼ外食で飽きた…」
「任せて‼︎紫音のために作ります‼︎」
「可愛いこと言うなって……」
照れ臭そうに俯く。
こっちまで照れます……。

