俺様には甘いイチゴを。




タクシーに乗り、紫音が働き勉強してるオフィスまで行く途中。


チラッと右隣に座る紫音を見る。


髪が伸びて、薄い茶髪が若干プリン状態。


「髪伸びたね。切らないの?」

「俺、髪切る担当同じ人じゃねぇと嫌だから帰国したら切る」

「さすがモデルさん‼︎こだわり強いです‼︎」

「バカにしてんな〜チビイチゴ‼︎お前は、前髪パッツンじゃん‼︎」


ゲラゲラと笑いながら、あたしの前髪に触れる指。


ほんの少し触れられただけなのに熱い……。


「きっ、切り過ぎたんですー‼︎」

「へぇ〜。なんか、子供っぽさに磨きかかったな。可愛いけど」

「ふえっ⁉︎かっ、かかか可愛い⁉︎」

「可愛い。この前髪、俺は嫌いじゃねぇけどな〜」


紫音は前髪のことを褒めてくれてるんだ。


あたし自体を褒めてる訳じゃないのに、ドキドキして心音が高まる。


なんだか、今日の紫音甘い気がする‼︎



「顔真っ赤になってますけど。大丈夫ですかー」

「だ、大丈夫ですっ…」


ニヤッと意地悪っぽく笑う。


こんな表情も大好きなんです‼︎