俺様には甘いイチゴを。




お兄ちゃんの車で家まで送ってもらい、帰宅した夜。


無性に紫音の声が聞きたくなっちゃったよ……。


ダメ元で電話を掛けてみた。


諦めかけた7コール目で繋がった…。


『一花?どうした?』

「紫音…。電話出てくれた〜‼︎あのね、声聞きたくなったの‼︎」

『ははっ‼︎そっかー。ずっと、電話してやれなかったもんな。…ごめん』

「謝らないでよ‼︎忙しいのは仕方ないです‼︎」


紫音が謝っちゃダメ。


誰よりも頑張ってるんだから‼︎


『寂しくねぇ?大丈夫?』

「大丈夫です‼︎でも、もし寂しいって言ったら?」

『そうだな…。今日の最終便ですぐそっち行ってやる』


声が本気でびっくりした…。


甘えちゃいたくなるよ……。


『まぁ、冬休みまでもう少しの我慢だな』

「絶対、絶対会いに行くからね‼︎」

『ん。待ってる』


会いたい気持ちを膨らませて電話を切った。


冬休みが待ち遠しいです‼︎