俺様には甘いイチゴを。




運ばれて来たパンケーキを食べながら、ふとお兄ちゃんに聞いてみた。


「お兄ちゃんの彼女ってどんな人?同じ大学なの?」

「いや、俺とは全く違う世界にいるよ。モデルなんだよね〜」

「モデルさん⁉︎すごい‼︎紫音と一緒だ‼︎」

「そうだな‼︎もしかしたら、会ってたりして‼︎」


きっと、あたしとは程遠い背の高い美人な彼女さんなんだろうな〜‼︎


会ってみたい‼︎



「それより…一花、大丈夫か?」

「へっ?何が?」

「結婚して早々、遠距離って寂しくないか?」

「寂しいけど…。紫音も頑張ってるから、ちゃんと待つの」

「お兄ちゃん安心したよ。最初に出会った時より、大人になったな‼︎」


自分ではよく分からないや……。


ただ、紫音は慣れない土地で頑張ってるから弱音は吐けない。


ひたすら、信じて待つしかないもん。


「なんかあったら、すぐ俺に電話しろよ?相談乗るからな」

「うん‼︎ありがとう」


支えてくれる人がいる。


1人じゃないから頑張れるの。