こんなにも寒いけど、見上げれば空はキレイな青空。
隣にいる大輝君も空を見上げた。
「このずーっと先でさ、紫音も頑張ってんだろうね」
「うん…。そうだね」
「紫音も同じ空見てるんだ〜って考えたら寂しくないだろ?」
ニコッと笑い、もう一度だけ空を見上げる。
このずっと先にいるんだよね…。
寂しさは紛れているのに、会いたさがぶわっと込み上げてくる。
やっぱり会いたいよ……。
「一花ちゃん‼︎泣きそうな顔しないでよ〜‼︎大丈夫だから‼︎」
「…っ、早く会いたいの〜‼︎」
「俺が泣かせたって勘違いされそうだから‼︎ねっ⁉︎」
「大輝君も早く茉夏に会いたいでしょ?」
「いや、まぁ……すっげー会いたいなぁ〜…」
好きって、たまに苦しくなる。
だけど好きって幸せで。
恋って不思議だ……。
「紫音と茉夏ちゃん、会ってるかもな‼︎」
「そうだと面白いね‼︎」
大輝君のおかげで、少し気持ちが軽くなったよ。

