仕事や勉強中でも頭の片隅には、一花のことばかり。
相当惚れ込んでる俺。
今日はメンズじゃなくて、レディースのデザイン。
ペンを走らせながら、アイツに似合いそうな服をデザインしてる。
「紫音ってさ、見掛けに寄らず可愛いデザインするのねっ」
「彼女に着せたいワンピース…って感じです」
「分かる〜‼︎あたしはペアルックのデザインが好きなの。可愛くない?」
杏子さんが見せて来た数枚のデザイン。
服からアクセサリーまで、オシャレなペアルックだ。
「杏子さんも見掛けに寄らず、ロマンチックな考えなんですね〜」
「アンタ今バカにしたでしょ⁉︎ヒールで回し蹴りするわよ‼︎」
「じょ、冗談ですって…」
「あらそう?それなら、エントランスにあるカフェからコーヒー買って来てよ」
「はぁ⁉︎」
否定する前に握らされたドル札。
出張中に俺が杏子さんに勝てる日は来るんだろうか……。
いつか跪かせてやる‼︎

