俺様には甘いイチゴを。




アメリカでは上手くやってるみたい。


思いの外馴染めてる紫音に安堵感と、少しの寂しさ……。


『他に変わったことねーの?』

「えっと〜…あ、1年生の女の子で泣いた子いるらしいです」

『マジ⁉︎俺って人気者だな〜』

「うん‼︎人気者だよ‼︎寂し過ぎて泣いちゃったんだって……」

『へぇ〜…。お前は?』


ドキッと胸が鳴った。


低くなった紫音の声に、胸が締め付けられる。


『一花は寂しくねぇの?俺はけっこー寂しいけど…』

「紫音も…寂しいの…?」

『なんつーか…心細いってゆうの?俺の方が一花に依存してたのかもなっ』


元気のない乾いた笑い声…。


紫音もあたしと一緒なんだね。


その上、慣れない環境で必死に毎日頑張ってるんだ……。


あたしが弱くなっちゃダメ‼︎



「あたしも寂しいけど大丈夫‼︎春には絶対会えるもん‼︎」

『いつからそんな強くなったんだ?でも…元気もらったわ。俺も頑張んなきゃな』

「無料は禁物ですよ?」

『お前もな』


笑って『おやすみ』した。


大好きな人の声聞けたからあたしも頑張れるよ。