俺様には甘いイチゴを。




毎日独り占めしたい…なんて、束縛すら思い浮かぶほど。


俺、相当ヤバイかも……。



「あ〜…もうこんな時間…。そろそろ帰らなくちゃ‼︎」


時計が指すのは夜6時。


エプロンを外して帰る準備をする一花の小さな手を掴んだ。


「今日…泊まってく?」

「泊まらないです。着替えとか、お泊りの準備して来てないから」

「俺の貸すから。それでもダメ?」

「どうしよう…。あたしもまだ紫音の側にいたいな…」


上目遣いで手を握り返してきた。


答えなんて決まってる。



結局、一花と久しぶりの泊まり。


風呂から上がって来たばっかで、シャンプーの匂いがする。


俺と同じ匂い。


「紫音〜…。眠たいよぉ〜…」

「まだ10時半だけど?チビにはキツイか」

「子供扱いしないでぇ…。明日、オムライス作ってあげないよ‼︎」

「悪かったって。電気消すな」

「うん…。手繋いで…」


甘えてくれるとこも好きだ。


一花に合わせた早い時間に眠りについた。