俺様には甘いイチゴを。




【紫音side】



一花にちょっとしたプレゼントを用意してあげた。


クリスマスプレゼントは次のデート先の遊園地のチケット。


思った以上に喜んでくれて、逆に俺が照れたし……。



そして、年明けの冬休み中。


遊園地に行くために一花の家まで迎えに来たんだけど………。


「本当にごめんなさい‼︎あと10分…いや、5分待っててね⁉︎」

「待っててやるから慌てんなって…」


一花の部屋の襖越しに会話。


かなり準備に手間取ってるっぽい。


そんな暇してる俺に絡んでくる、朝からほろ酔い状態の一花のじいちゃん…。


「紫音‼︎チェスやるぞ‼︎」

「やりません。俺、今から一花とデートなんで」

「憎たらしい金髪野郎め‼︎じゃあ、ゴルフ行くぞ‼︎ゴルフ場貸し切ってやる‼︎」

「あなた。もう、紫音君を困らせるのやめなさい。そして、朝から呑むんじゃありません」


一升瓶をおばあさんに取り上げられ、急に小さくなる。


やっと解放された…‼︎