んー…っと大きな伸びをして起きた朝のこと。
最初に探すのは、ソファーに座りテレビを観てる紫音の後ろ姿。
昨日より、今日の方が好きになる。
そして、ベッドから降りようとした時に気付いた枕元にある横長の封筒。
「何…これ?」
可愛らしくリボンまで掛けてある。
リボンを解き、中身を取り出すと2枚の遊園地のチケット‼︎
「紫音‼︎遊園地の券が枕元にありました‼︎」
「良かったな。サンタさん来たんじゃね?」
「ふふっ、紫音が用意してくれたんでしょ?」
「知らねー。絶対、サンタさんだろ。それ」
そっぽを向きつつ、耳まで赤くなってる。
照れ隠しが下手くそな、あたしだけのサンタさん。
嬉しくなって、ソファーに座る紫音にぎゅっと抱きついた。
「冬休み中でも行く?」
「うん‼︎行きます‼︎すっごい楽しみ‼︎」
「そっか。でも、お前ジェットコースターとか乗れんの?」
「大丈夫だよ〜‼︎ありがとう、サンタさん」
「そんなに喜んでくれたなら、サンタさんも本望だ」
照れた顔の紫音が笑った。
サプライズでプレゼントなんて嬉し過ぎるよ……。
紫音は本当にカッコイイ事してくれるんだもん。

