俺様には甘いイチゴを。




俺の心配とは真逆に、いつもの柔らかい笑顔を見せた。


「数学手応えあるよ‼︎絶対に半分は超えてます‼︎」

「そうじゃなきゃ困る…」

「ですよね‼︎せっかくのモデルさんのお仕事に響くもん‼︎」

「俺は別に良いけど。お前が妬くもんなー?」

「当たり前です…。紫音が他の女の子とイチャイチャするの嫌…」


たまには、俺も素直になれたら良いのに。


一花が素直に返してくれるから、尚更そう思う。


もしも、一花に愛想尽かされたら俺やってけねぇよ…。


「どうしたの?眉間にシワ寄ってる」

「なんでもねぇ。バカでチビなヤツの事考えてただけ」

「へっ⁉︎だっ、誰⁉︎女の子⁉︎可愛い⁉︎」

「めちゃくちゃ可愛い女の子、かな。天然で鈍感なのが特徴的」


大ヒント言ってるのに、泣きそうな顔で首を傾げる。


あ、イジメ過ぎたかもな…。


「浮気されたって、お兄ちゃんにメールします……」

「はぁ⁉︎旺太さんに⁉︎」

「うん。何かあったらいつでも連絡して良いよって言ってたから」

「俺が悪かったです…」


この一言で満面の笑み。


可愛いけど、腹立つなチビ‼︎