俺様には甘いイチゴを。




感心してるあたしの隣に座った茉夏。


2人で1つのベッドに座り、話の流れはもちろん恋バナです‼︎


そう、恋バナしてたつもりなんだけど………。


「なんか〜…大輝って無駄にキス多いんだよね」

「そ、そうなんだ…?」

「ベッド入った瞬間にキスだよ。ずーっと。さすがに飽きる」

「大輝君なりの愛情表現とか」

「ねちっこい。もっとこう…がっついて良いのに」


ベッドの中のお話になってますけど⁉︎


よくポーカーフェイスで淡々と話せるよね⁉︎


だけど、驚く間もなく追い打ちかけられるあたし。


「それに比べて紫音はうまそう」

「へっ?何が?」

「エッチ」

「はぃぃぃ⁉︎そっ、そうゆう話はダメだよ‼︎うん‼︎ダメ‼︎」

「え〜、修学旅行の夜こそこうゆう話じゃない」


茉夏のお話は大人過ぎる…。


着いて行けないよぉ〜‼︎


「あ、あたし〜もう寝ようかな⁉︎」

「寝て逃げる気?色々、話してあげるから寝ないでよ」

「ひぃ‼︎」

「紫音が喜ぶ事も教えてあげるから」



結局、寝かせてくれたのは夜中の2時。


恥ずかしいやら何やら………


もう勘弁です‼︎