俺様には甘いイチゴを。




【一花side】



思ってた以上に楽しめてる修学旅行。


いつものみんなと同じグループだし、ホテルの部屋は茉夏と2人部屋。


紫音といる時もなかなか楽しいけど、茉夏との時間も大好き‼︎


女の子同士でしか出来ないお話いっぱい出来るでしょ?



夜、お風呂上がりのあたしは普通にTシャツ短パン。


茉夏もTシャツ短パン姿で、冷蔵庫の中を漁る。


「水しかないんだ。ジュース飲みたかったのに」

「茉夏ってジュースも飲むんだね?」

「普通に飲むから。特に甘いジュース」

「スタイル良いから、水だけだと思ってた‼︎」

「ただ太りにくい体なだけ」


立って水を飲む姿でさえ、1枚の写真として成り立つよね‼︎


背は高いし、手足はスラっと長い。


顔も小さいなぁ〜………。


「うん。さすがモデルさんっ‼︎」

「一応、商売道具だからね。褒められて悪い気しないけど」

「ねぇ、茉夏って何歳からモデルやってるの⁉︎」

「14から。街中歩いてたらスカウトされた」

「スカウト⁉︎すごいや……」


あたしされた事ない‼︎


スカウトマンって、本当に存在するんだね……。